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4.合宿3日目 (9/4,木)

 急行「はまなす」で車内泊し、札幌着。札幌から釧路までは自由行動とした。自分は、まず新千歳空港に行き、空港内を見学してから、南千歳から6時間半ひたすら各駅停車で行くことにした。
 途中、新得で乗換え。一旦、落合へ行き、落合から釧路行きの普通列車に乗ることにした。落合に着き、対向列車の釧路行きに乗ろうとすると、偶然にも3人のサークル部員と会った。話を聞くと、みんなバラバラのルートで来て、特に打ち合わせをしたというわけでもないのだが、偶然にも同じ列車になったということだ。




(偶然同じ列車で会ったサークル部員達。)



 この列車は、(自分を含めて)部員4人を合わせただけでなく、他にも数々の奇跡を起こしていった。
 帯広で貨物列車との遭遇、帯広駅でさらに部員一人が乗ってくる、常豊信号所(旧駅)で通過待ち、古瀬駅停車、・・・・など驚きが多くあった列車の旅であった。
 そして釧路駅でサークル部員が再び集合し、この日は釧路で一泊した。ホテルの部屋は人数の関係上、一人だけシングルルームになった。シングル希望者が多かったため、じゃんけんによってS氏がシングルルームに決まった。しかし、この結果が翌朝に事件を起こす・・・・。


5.合宿4日目 (9/5,金)

 早速、朝から出来事があった。まず本人(自分)が集合時間直前に起きた。急げばまだ間に合う時間であったので、さっさと支度してホテルを出ようとした。とすると、まだ他にも集合場所に来ていない部員がいるとの連絡があり、シングルルームのS氏の部屋へ。
 案の定・・・

爆睡していた(笑)


 急いで起こし、列車には間に合った。
 この日は、全て団体行動。釧路から快速「しれとこ」に乗り、網走へ。


囚人(?)とともに

(網走駅にて)



 網走でお昼をとり、特急オホーツクで白滝へ行き、いよいよメインの目的である上白滝を目指す。白滝駅から上白滝駅まではウォーキング。上白滝駅に行くには、1日に上下1本ずつしか停まらない列車に乗るか、隣駅の白滝駅から徒歩で来るしか方法は無い。
 ※下り列車は初電のため、野宿しないと乗ることは不可能。
 部員一同、線路沿いの国道をひたすら歩く。距離は3.5kmほどあった。普段はめったに人が通らない国道を20人ほどの団体が歩いている光景は非常に異様であり、通りすがりの車に乗ってる人からも変な目で見られた。
 途中、列車撮影などしながら、40分程度で上白滝駅に無事到着〜。


やって来たど〜(笑)

(上白滝駅にて)



 上白滝駅を存分に堪能し、その日の最初でもあり、最後でもある上り普通列車に乗り込もうとすると、驚いたことに、

降りる客がいた!
しかも学生服を着た定期券利用者が2人も!!

 これにはビックリしたが、しばらくは駅が廃止にはならないだろうと思うと、少し安心した。
 上白滝から旭川まで、ひたすら普通列車。所要時間が長いことや、帰宅する学生で混雑したりで、旭川に着く頃にはみんな疲れきっていた。



6.合宿5日目 (9/6,土)

 翌朝、一部のサークル部員は現地解散で、その他の部員は、旭川から札幌まで自由行動とした。自分は専ら各駅停車派なので、今回も、旭川→滝川→岩見沢→苫小牧→札幌 と全て各駅停車で行くルートにした。
 札幌で部員と再会し、北斗星で東京・上野へ帰ってきた。自分は、北斗星は今回初めてで、乗りたかった列車の1つでもあった。車内では、部員達と話したり、パブタイムに食堂車でご飯を食べたりして、最後の旅を楽しむことができた。
 そして翌朝、無事に上野に到着し、夏合宿終了。今回の合宿は、例年以上にいろいろハプニングがあったが、無事成功できて良かったと思う。


北斗星

(北斗星。 上野駅にて)




おわり


 
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